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チアシード知ってますか?
投稿日: 2015年9月19日
「チアシード」で美肌&デトックス!効果が高いその理由とは?
「チアシード」という食品をご存知でしょうか?
近年、注目を浴びている「チアシード」は無理なく摂取出来てお腹を満たし、さらに美肌にも効果のあるスーパーフードです。
そこで今回は、「チアシード」が美肌とダイエットに効果のある理由についてご紹介します。
チアシードとは
チアシードとは、主にメキシコなどの中南米で栽培されている果実の種です。
マヤ語で「力」を意味するチアシードは、南米ではポピュラーな栄養源の1つとして栽培され他の穀物を混ぜたり水で加えて食べられてきました。
栄養価が非常に高く、美肌とダイエット効果の高いスーパーフードです。
2.チアシードの効果
チアシードが注目されている理由は豊富な栄養分と腹持ちの良さにあります。次に、2つの具体的な効果をご紹介します。
2-1.ダイエット効果
参考:masi-maro
チアシードは一見ゴマのような形をしています。
しかし、水分を含むとジェル状に変化して約10倍の大きさに膨らみ、ジェル状になるので満腹感を得られる食べ物なのです。
■食物繊維
食物繊維には血糖値の上昇とコレステロールの吸収を抑えるので体内の老廃物を排出して便秘を改善する効果があります。
食物繊維は腸内環境を整えるので、体に取り入れた栄養素が全身の細胞へと届くので皮下脂肪や内臓脂肪には溜まらなくなり自然に太りにくくなります。
そのような、デトックス効果のある食物繊維がチアシードには約40%も含まれているのです。
■オメガ3
現代人に不足しがちな「オメガ3」は体内では作る事の出来ない必須脂肪酸です。
「オメガ3」は、血中の中性脂肪やコレステロール量の調整をサポートして、肌と体の代謝を促進させる働きがあるのでダイエットに効果的です。
さらに脳の細胞を活性化させて、中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させる物質を作り出すので脂肪自体を溜めにくくします。
厚生労働省が推奨する「オメガ3」の1日の摂取量は男性が2.1g~2.4g、女性が1.8g~2.1gです。
チアシードは大さじ1杯で約2.1gの「オメガ3」を摂取することが出来るため、大変効率よく摂取することが出来るのです。
■グルコマンナン
チアシードには、人間の体内では消化できないグルコマンナンという成分が豊富です。
グルコマンナンはコンニャクの主成分である食物繊維の一種です。胃の中で水を吸収して膨れる性質があるため食欲を抑える働きや糖をコレステロールの吸収を抑える働きがあるのでダイエットには非常に効果的です。
また、他にも便秘を解消する働きもあります。
2-2.美肌効果
■カルシウム
カルシウムは肌の細胞と細胞を繋ぐ働きをしており、保水成分を働かせます。このカルシウムが不足してしまうと水分を保持する機能が低下するため、シワや乾燥の原因に繋がります。
さらに、カルシウムは皮膚の新陳代謝にも必要不可欠で、カルシウムが不足してしまうと老廃物が排出されなくなりニキビなどの肌トラブルを招きます。
■ミネラル
チアシードはミネラルも豊富です。その中でも、肌の細胞そのものの元となる鉄分はホウレンソウの3倍、体内の水分バランスを保つカリウムはバナナの2倍と美肌に必要な沢山の栄養素が詰まっています。
■必須アミノ酸
アミノ酸は美肌にとって欠かせない栄養素です。肌には水分を保持する保湿成分が含まれているのですが、その主成分はアミノ酸です。
また、肌にハリや弾力を与える成分である「コラーゲン」もアミノ酸からできています。アミノ酸を十分に摂取すると肌がみずみずしくなり肌荒れを予防することが出来るのです。
3.チアシードの摂取方法
ダイエットと美肌に効果のあるチアシードには2つの摂取方法があります。1日の目安量と注意点も意識しながら自分の生活スタイルに合わせて取り入れましょう。
3-1.チアシードの摂取方法
チアシードには、そのまま生で摂取する方法と水に含ませて摂取する方法があります。
どちらでも栄養面での効果は変わりませんが、より満腹感を得られやすいのは水に含ませる方法です。
チアシードは無味無臭なので料理はもちろんですが、デザートやジュースなどに入れることもできます。
■生で摂取する場合
チアシードを生で摂取する場合、サラダにトッピングするなど料理の最後にゴマのような感覚で使うことが出来ます。
■水に戻して使う場合
チアシードは水に戻すとゼリー状になります。
タピオカのようなプチプチした触感になるので、ジュースやスムージーに入れるのもおすすめです。
3-2.チアシードの摂取量
チアシードの摂取量は1日約15グラムが目安です。これは、スプーン大さじ1杯程の量になります。
ダイエットと美肌に効果のある「オメガ3」も、この量で1日の摂取量を摂ることが出来ます。
3-3.チアシードの購入方法
チアシードは現在、取扱い店舗も増えてインターネットやスーパー等で購入することができ、主にオーガニック食品・有機食品のコーナーに置いてあります。
商品によってに大きな違いはありませんが、チアシードには白色と黒色があり白色の方が栄養価が高いものが多いです。
3-4チアシードの副作用
チアシードは1日の摂取量を守れば基本的に副作用はありません。
しかし、過剰に摂取してしまうとお腹が緩くなる可能性があります。
食物繊維が約40%も含まれているので当然お通じは良くなりますが、食べ過ぎは控えましょう。
また、チアシードは水分を抱え込む性質があるのでたっぷりお水を摂らないと体に必要な水分が不足してしまいます。
チアシードを摂取する際は、コップ1杯ほどの水も一緒に摂取するようにしましょう。
4.チアシードに含まれる「オメガ3」とは?
チアシードに含まれる「オメガ3」は、人間に必要な必須脂肪酸であり「オメガ6」と共に、体の細胞やホルモンの源となる欠かせない栄養素です。
また、「オメガ9」も必須脂肪酸ではありませんが、必要な栄養素の1つです。
※必須脂肪酸・・・油に含まれる栄養素で、体の細胞やホルモンをつくる必要不可欠な栄養素です。体内で合成することが出来ないので、食事などで補う必要があります。
現代の日本人の食生活は、「オメガ6」が過剰摂取され、「オメガ3」が不足している状況です。つまり「オメガ6」を減らして「オメガ3」を積極的に摂ることが必要となるのです。
チアシードは、不足しやすい「オメガ3」を効果的に摂取することが出来ますがいくら「オメガ3」をしっかり摂取しても「オメガ6」を過剰摂取してしまうと、効果が薄れてしまいます。
「オメガ3」の効果を最大限に引き出すためにも「オメガ3」・「オメガ6」・「オメガ9」を正しく理解しましょう。
4-1.最も意識して摂るべき「オメガ3」
「オメガ3」はチアシードやインカインチオイルなどから摂取できる質の良い油で、最も積極的に取り入れたい成分です。
効果としては、ストレスの緩和やホルモンバランスを整える効果、そして代謝を促すことによって、ダイエットやニキビや乾燥等の肌トラブル改善にも効果的です。
現代の食生活では、この「オメガ3」が最も不足しやすいので意識して摂り入れなければいけません。
4-2.過剰に摂取しやすい「オメガ6」
「オメガ6」も「オメガ3」と同じく私達の体内では作り出せない必須脂肪酸ですが、「オメガ6」は悪玉コレステロールを減らす効果と同時に、善玉コレステロールも減らしてしまいます。
過剰に摂取しすぎると体に疲労感を与えたりアレルギーを促進させてしまう原因にもなるので、過剰な摂取を避けなくてはいけません。
しかし、「オメガ6」はマヨネーズやサラダ油などから摂取できる油で私達が最も過剰に摂取しやすい油でもあるため、現代では摂り過ぎている傾向のある油なのです。
4-3.体内でも合成される「オメガ9」
「オメガ9」は主にオリーブオイルから摂取することのできる質の良い油です。抗酸化作用に加えて、代謝を促す作用もあるので美肌やダイエットに効果的です。
腸の働きを活発にして便秘を解消する効果も期待できます。
この油は、食べ物から摂取する他にも体内で作ることが出来ます。
5.まとめ
チアシードは、【ダイエット】にも【美肌】にも抜群の効果を発揮するスーパーフードです。効率よくダイエットと美肌を叶えたい方は、是非試してみてはいかがでしょうか?